TOP>不眠症について
睡眠百科
不眠症について

不眠症は人により症状は様々です。最も多い症状が、寝つきが悪い(入眠障害)ですが、途中で目が覚めてしまう(中途覚醒)、朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)こともあります。また、中途覚醒の中にも、眠りが浅くて目が覚める場合や、悪夢で目が覚めるめてしまう場合などもあり、それぞれ原因に応じた治療法・対処法があります。しかし不眠症の多くは眠れない・眠った気がしない”不眠恐怖症(神経質性不眠)”とも言われています。不眠症はどのようなタイプがあるのでしょうか。

図

  1. 睡眠時の環境による不眠
    睡眠環境が悪ければ、寝付きが悪い・眠れないなどの原因になります。これだけが、原因ではない場合でも、寝室の騒音・明るさ・温度や寝具に気を遣うことは理想的な睡眠を取るためにも大切です。
  2. 生理的な不眠
    睡眠時間が十分に取れている場合:夕方以降に昼寝をした時など、決まった就寝時間以外に長い睡眠を取ると、寝付きが悪くなりやすいです。
    加齢による場合:睡眠は年齢ともに変化します。年を追うごとに朝早く目が覚めるようになり、高齢者に多いのが特徴です。
    生活リズムの変化による場合:海外旅行で、時差ボケを経験された方もいらっしゃると思いますが、日本で昼である時間帯が夜になってもすぐには眠れません。体が昼だと思っているため眠気が弱くなります。また、夜眠れなくて、朝寝坊してしまい、翌日もまた寝つきが悪いという悪循環を繰り返すこともなど、1日の規則正しい生活リズムが乱れて起きていると考えられます。
  3. 緊張やストレスによる不眠
    緊張による場合:職場や学校などで緊張で神経が高ぶった状態になり、神経が休むべき夜間になっても神経の緊張がとけず、なかなか寝付けない、また寝入っても、眠りが浅く、睡眠不足になる状態です。
    ストレスによる場合:緊張による場合と似ていますが、具体的にはっきり原因が存在するものです。例えば、辛い事や嫌な思いをした時、悩みがある時、腹が立つ時などです。 また、自分では気付かないうちにストレスにさらされていることも見受けられます。
  4. カフェインやアルコールなどによる不眠
    コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインは睡眠を妨げる作用をもっています。夜間睡眠中の中途覚醒を増やし、その作用は8〜14時間持続すると言われています。コーヒー・紅茶以外にコーラ・日本茶・ココアなどもカフェインが含まれています。健康飲料のなかにもカフェインを含んでいるものがあります。飲物だけでなくチョコレートにもカフェインが含まれています。アルコールは寝付きを多少よくすることもありますが、寝酒が癖になり量も増えていくと逆効果になり、夜中や早朝に目が覚めてしまい、睡眠が不安定になってしまいます。
  5. 疾患による不眠
    うつ病を始めとして、精神的な疾患で睡眠が障害されます。身体や精神疾患に伴うもの、アルコール依存によるものもあり、専門医とよく相談するのが望ましいでしょう。

© Sawariki-shoten Corp. 2005 All Rights Reserved.